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硫黄島からの手紙 感想 レビュー 75点


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硫黄島からの手紙 映画





(75%)

邦題 硫黄島からの手紙
原題 Letters from Iwo Jima
監督 クリント・イーストウッド
脚本 アイリス・ヤマシタ
原案 アイリス・ヤマシタ, ポール・ハギス
原作 栗林忠道, 吉田津由子(編), 『「玉砕総指揮官」の絵手紙』
製作 クリント・イーストウッド, スティーヴン・スピルバーグ, ロバート・ロレンツ
製作総指揮 ポール・ハギス
出演者 渡辺謙, 二宮和也, 伊原剛志, 加瀬亮, 中村獅童
音楽 カイル・イーストウッド, マイケル・スティーヴンス
撮影 トム・スターン
編集 ジョエル・コックス
公開 2006年12月9日(日本), 2006年12月20日(アメリカ)
上映時間 141分

硫黄島からの手紙 感想 レビュー


クリント・イーストウッド監督が日本人の視点で第二次世界大戦の硫黄島を描いた映画・「硫黄島からの手紙」の感想です。
硫黄島の戦いをアメリカ視点で描いた映画・「父親たちの星条旗」と対照の作品になります。

さすがは名匠クリント・イーストウッド監督。演出もストーリー展開も素晴らしく、良い映画でした。
アメリカ人が描く日本映画なので、もう少しアメリカよりになるかと思いきや、日本人視点にたってアメリカ人兵士の怖さ・残虐さを描き、逆に日本人のやさしさみたいなものを描いていて驚きました。
いわれなければ、日本人が撮影したとしか思えないほどいい意味で日本人らしさが出ている映画。
相当日本のことを勉強されたうえで、中立に、というより日本人よりの日本人視点にこだわって制作されたんだと思います。

渡辺謙さんの演技も素晴らしい。セリフなしで多くを語れる俳優さんって、本当に実力あるなと思います。
硫黄島でお酒を飲むシーンなど、たった数秒のセリフなしの演技なのに、久しぶりにお酒を飲む喜びと、自分が戦地で苦しい立場に立たされていることなど、様々な心境が読み取れて御見それしました。

二宮さんも演技上手でしたね!怖いもの知らずでクリント・イーストウッド監督にため口したり、いたずらしたりとやり放題だったらしく、日本人演者が監督にサインをお願いしたときも、「お前は嫌だ」と最初は冗談で断られたそうですw

クリント・イーストウッド監督は、本作は最初は日本人の監督に撮影を依頼する予定だったようですね。
しかし、依頼する監督に巡り合えず、自ら監督することとなったようです。
「黒澤なら完璧だったのに。」と漏らしたようですが、確かに黒澤明監督作で本映画を撮影したら、どんな名作になるのか想像つかないですね。

本作の主役の栗林忠道陸軍大将は、日本よりアメリカでの評価が高いようですね。
わずか 22 平方km 程度の硫黄島で、3 倍以上の兵力と、圧倒的な物量差にも関わらず、1 カ月半もの間アメリカ軍の侵攻を食い止めるという奇跡を起こしたとのこと。信じられません。
戦後のアメリカでは、軍事史研究家やアメリカ軍軍人に対し、「太平洋戦争で最も優秀な日本人指揮官は?」と質問すると、栗林大将の名前を挙げる方が多かったようです。
のちに硫黄島の戦いは、アメリカ軍元帥をして、「勝者なき戦い」とまで言わせしめたようです。

ちなみに、硫黄島と言えば、市丸利之介中将の「ルーズベルトに与うる書」という素晴らしすぎる手紙があります。
ご存じない方は、10 分程度の紹介動画がありますので、是非見てみてください。


まとめますと、本作も非常に素晴らしい映画でした。
エンターテイメントの映画としては、クリント・イーストウッド監督作品にしてはやや下の方かとも個人的には思いますが、日本人でもなかなか知らない硫黄島での戦いを描いたという意味での評価も含め、非常に優れた映画だと思います。


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